学校紹介
基本教育方針
人づくり・ものづくり・夢づくり
本校は、昭和14年2月に大阪府立で第7番目の職工学校として設置され、同年4月に大阪府立航空工業学校となり、その後の変遷を経て、平成17年4月に現在の大阪府立布施工科高等学校として開校いたしました。これまでに70年以上の歴史と伝統があり、卒業生は延べ2万人以上を輩出し、ものづくりを中心として様々な分野で活躍いただいています。
ものづくりの「もの」は、「鉄」という意味合いもあるといわれています。例えば、昭和初期まで続いた日本独自の製鉄法である「たたら製鉄」は、約3トンの鉄の塊を一つ作るのに、砂鉄と木炭を三昼夜かけ装入する作業が必要でした。作業する人々は、肉体的な疲労はもちろんのこと、火を扱うためこころを乱さない精神やそれまでに身に付けた経験が鉄の品質を左右したといわれ、長い間に築き上げられた匠たちの技の成せる製鉄法でありました。
大阪府の「おおさか職業教育ナンバー1戦略」の中に、「日本一の工科高校づくり」があります。本校では、ものづくり人材の育成をめざす工科高校として、ものづくりを通して「人づくり」や「夢づくり」を行っており、「たたら製鉄」の匠たちの技を支えた精神と同様、ものづくりを行う重要な一つとして「こころの教育」を推進しています。
本校の教職員一同、「人づくり・ものづくり・夢づくり」を教育のキーワードとして、グローバルな社会の中で「生き抜く力」を身に付けさせ、望ましい職業観・勤労観の育成とともに、ものづくり人材の育成に範たる成果を収める「日本一の工科高校づくり」をめざします。
生徒一人ひとりが学校の代表(主役)という認識を醸成し、
将来高い技術・技能を持つものづくりスペシャリストになるための
基礎・基本を習得した人材の育成をめざします。
ものづくり産業界の変化に呼応した、望ましい職業観、勤労観の育成を図っていきます。
生きるチカラ
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確かな学力
基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、
自ら考え、判断し、表現することにより
様々な問題に積極的に対応し、解決する力 -
豊かな人間性
自らを律しつ他人とともに協調し、
他人を思いやる心や感動する心などの
豊かな人間性 -
健康・体力
たくましく生きるための
健康や体力